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松木安太郎 サッカー中継で戦術の解説しない理由 [松木安太郎]

サッカー中継の解説における「パイオニア」か、
はたまた「イノベーター」か。
サッカー解説者の松木安太郎さんのことだ。
「シュート打て、打てっ!」「いいよ、いいよー」と、
まるで居酒屋で応援しているような雰囲気で盛り上げ、
試合を楽しませる――そんな松木流の解説が、
W杯を目前に俄然、注目されているのだ。

松木さんがテレビ解説をする試合では、
ツイッターで松木さんの絶叫解説を復唱したり、
感想を言ったりする書き込みが激増。
松木さんの解説の調子自体が、試合観戦の“盛り上がり度”を
示すバロメーターになっている。

このブームに当の松木さんは、
「ありがたいですねぇ。サッカー中継は、みんなでお酒でも
飲みながら観るのが一番好き。
みなさんにも自由にサッカーを楽しんでいただきたいですね」

松木さんの「居酒屋解説」で名高いのは、2011年、
中東カタールでのアジア杯。
シリア戦で熾烈を極めながらも、2対1で日本が勝利した試合だ。
アウェーとはいえ、視聴者も到底納得できない判定が下され、
解説の松木さんは連呼した。

「何なんすかこれ」
ロスタイム6分の表示には、
「ふざけたロスタイムですね~」

およそサッカー解説者とは思えない言葉で解説したのだ。
昨秋のオランダ戦でも、MFの本田圭佑が放ったシュートが
クロスバーを叩くと、「ゴールをちょっとずらしたいよねえ」
 と、“迷言”を連発。松木さんは照れながら説明する。

「選手や監督だったころから思っていたこと。
『ゴールをちょっとずらせたらなぁ』って。
当時は独り言だったつぶやきが、ついつい出てしまう」

そうはいっても、戦術の解説も必要なのでは?
「サッカーは難しく話そうと思えば、いくらでも難しく話せてしまう。
僕は誰にでも楽しんでいただきたい。
それに、戦術をあまり解説してしまうと、もし僕が今後、
監督になったときに、戦術を読まれてしまうんじゃないかと。
だから、あまり言わないほうがいいかなって。ワハハ」
ここでも松木節全開だ。




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